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2016年01月08日16時13分

【特集】MRT Research Memo(7):第2四半期は増収増益、通期予想据え置くが保守的


 


■業績動向

(2) 2016年3月期第2四半期業績と16年3月期会社予想

MRT<6034>の2016年3月期第2四半期(4月-9月)累計業績は、売上高が前年同期比15.0%増の520百万円、営業利益は同3.2%増の150百万円、四半期純利益は同9.6%増の100百万円となり、増収、増益を記録した。なお、通期会社予想に対する進捗率は、売上高52.1%、営業利益83.3%。

増収となったのは、その他サービスがコメディカル転職者数減少により同10.6%減の22百万円へ減少したものの、医師ネット紹介が同16.5%増の498百万円と増加したことによる。医師ネット紹介の内訳を見ると、主力の非常勤医師紹介サービスが、1)料金体系の変更(一部料金を10%から20%へ引き上げ)がプラス寄与した、2)プロモーション効果や拠点拡大による効果などにより非常勤紹介件数が増加したことなどにより、同28.4%増の415百万円へ拡大、紹介後の退職者返金額の増加により常勤医師紹介サービスが同20.5%減の82百万円へ減少したマイナスを吸収した。

売上総利益は売上高増加による利益増により前年同期比66百万円増加し441百万円へ拡大し、売上総利益率は84.8%へ上昇(前年同期は82.8%)した。販管費は、業容拡大による人員増、拠点拡大に伴う人員採用などのコスト増などにより、290百万円となり前年同期比で61百万円増加した。

2016年3月期会社予想は当初予想の売上高1,000百万円(前期比20.3%増)、営業利益180百万円(同3.7%増)、当期純利益106百万円(同10.5%増)を据え置いた。2016年3月期は当初から営業拠点、医師医局情報プラットフォーム及びメディアの拡充を行う投資フェーズと位置付けており、下期(2015年10月?2016年3月)は本社移転(12月に渋谷へ移転予定)、「ポケットドクター」のサービス展開に絡んだプロモーションなどのコストを見込んでいるためだ。

弊社では、「ポケットドクター」の詳細等現時点で不明な点があるものの、中核事業である非常勤医師紹介サービスにおいて拠点拡大や上期に実施した業務提携の効果が顕在化してくると予想されることを考慮すると、期初予想で据え置かれた会社予想はやや保守的であると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《RT》

 提供:フィスコ

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