【材料】ジェイコムHD---2Q営業益2.6倍、16.5期上方修正および期末配当10円増額へ

ジェイコムホールディングス<2462>は8日、2016年5月期第2四半期（15年6-11月）決算を発表。売上高が前年同期比54.8％増の133.30億円、営業利益が同2.6倍の5.71億円、経常利益が同2.6倍の6.26億円、四半期純利益が同6.8倍の14.96億円だった。従来計画に対して売上高が6.6％、営業利益が34.5％、経常利益が30.5％、四半期純利益が19.7％と、売上、利益いずれも大幅に上振れる着地となった。

あらゆる業界・職種において人材不足が深刻化する中、総合人材サービス事業を手掛けるジェイコムにおいて、取引が大幅に拡大。また、保育関連サービス事業を展開するサクセスホールディングスを、昨年7月に子会社化したことにより、本部体制のスリム化等経営体制の効率化が進んだ。また、ジェイコムとの連携強化により保育士の確保が順調に進捗していることから開園数の増加を見込む。

あわせて、16年5月期通期の業績予想を修正。売上高が前期比74.3％増の315.00億円（従来は300.00億円）、営業利益が同2.4倍の11.35億円（同9.80億円）、経常利益が同3.1倍の15.80億円（同12.45億円）、当期純利益が同6.0倍の19.80億円（同16.5億円）と、それぞれ従来計画から5.0％、15.8％、26.9％、20.0％へ大幅に上方修正している。

なお、16年5月期期末配当については、1株当たり普通配当20円、上場10周年記念配当5円の合計25円を予定しており、前回予想の15円から10円増額。これにより、年間配当は40円（前期実績30円）を予定している。

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　提供：フィスコ