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2016年01月08日16時02分

【特集】PCIーHD Research Memo(2):組込みシステム開発を中心とするソフトウェア開発を手掛ける


■会社の概要・沿革

PCIホールディングス<3918>は、「我々は、お客様の満足を通じて全社員の幸せを追求し、そして社会の発展に貢献します。」をグループ企業理念として掲げ、「Potential Up of Venture」(ベンチャー企業の可能性を最大限に引き出す)の旗のもと、安心して任せられる企業として経済の発展に貢献することを目標に事業を展開している。手掛ける事業は、エンベデッドシステム開発を中心とするソフトウェア開発のほか、パッケージシステムの開発・販売等。情報サービス企業としては創業から僅か10年の短期間で2015年8月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場を果たした。

同社の前身は、日本NCR(株)出身の代表取締役である天野豊美(あまのとよみ)氏がITシステム開発、運用及びそれらに附帯する情報サービス事業を行う目的で2005年4月に設立した株式会社M&S(Mはmost、Sはstrongの略)。創業直後の同年8月にSEサービス等人材派遣事業を営むアルファスタッフ(株)(現PCIアイオス(株))に資本参加し子会社化(出資比率51.6%)したことに続き、同年9月にERPの導入コンサルティングを行う(株)アイルネット(現PCIアイオス)を株式交換により完全子会社化。2006年1月には金融機関向けのパッケージソフト開発を行うProfit Cube(株)を子会社化(出資比率50.6%)したほか、同年9月にはアルファインフォメーションソリューション(株)(旧アルファスタッフ、現PCIアイオス(株))を株式交換により完全子会社化した。開発案件の受注に当たり企業の実績、信用力が重要視される情報サービス業界において、実績、企業規模の拡大を図るため、同社と同じ志を掲げる企業が資本参加することで、業務遂行に必要な事業基盤を短期間で構築した。

2006年10月に同社のIT教育研修部門を(株)アイルネット(現PCIアイオス(株))へ譲渡、同年11月には業務ソリューション事業をアルファインフォメーションソリューション(株)(現PCIアイオス(株))へ譲渡し、同社は純粋持株会社へ移行し、同社グループの原型が整った。2007年4月にProfit Cube(株)を完全子会社化すると同時に、社名をPCIホールディングス(株)※へ変更した。また、同年7月にはオープンソフトウェアを活用したITシステム開発を営むオープンソース・ジャパン(株)を株式交換により完全子会社化した。

※社名のPCIという社名の語源は、同社の行動指針である『「Positively(積極的)」に「Change(変化)」と「Innovate(革新)」をし続ける』に由来する。
その後は、既存子会社の統合による事業効率化を進める。まず、2008年9月に(株)アイルネットとオープンソース・ジャパン(株)を統合し、アイル・オープンソース(株)を設立。2010年1月にはアイル・オープンソース(株)とアルファインフォメーションソリューション(株)を統合し、PCIアイオス(株)を設立した。さらに、2012年9月にSEサービス事業の強化を目的にPCIソリューションズ(株)を新たに設立した。2013年3月にProfit Cubeのソリューション事業、エンベデッド事業とそれらに附帯する業務を吸収分割によりPCIソリューションズへ承継し、同年5月にProfit Cubeを売却。2014年7月にInspiration(株)を株式交換により完全子会社化し、現在に至る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

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