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【通貨】東京為替:ドル118円を回復、人民元基準値の小幅上昇で


8日の東京外為市場で、ドル・円は118円を回復した。人民元基準値が前日よりも小幅高に設定されたことを好感した値動き。


ドル・円は朝方117円50銭を付けた。その後、人民元の対ドルレートの基準値が前日よりも小幅高めに設定されたことで市場にはやや安心感が広がり、日経平均株価や上海総合指数が上昇。これを受け、ドル・円は一時118円60銭まで切り返した。


ランチタイムの日経平均先物は堅調のため、ドル・円は目先も底堅い値動きとなる見通し。ただ、中国株はやや不安定な動きを続けており、株価反落の可能性は残されていることから、リスク選好的な円売りは限定的となりそうだ。


ここまで、ユーロ・ドルは反落、1.0872ドルから1.0934ドルで推移。また、ユーロ・円はもみあい、128円35銭から129円09銭で取引された。

【要人発言】
・日本銀行
「家計は1年後の物価3.0%上昇と予想」(生活意識アンケート調査)

【経済指標】
・豪・11月小売売上高:前月比+0.4%(予想:+0.4%、10月:+0.6%←+0.5%)
・11月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比0.0%(予想:+0.7%、10月:+0.7%)

《TY》

 提供:フィスコ

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