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2016年01月08日11時47分

【経済】中国:12月末の外貨準備は3.33兆米ドル、過去最大の落ち込み記録


中国の外貨準備高が昨年12月、過去最大の落ち込みを示し、3年ぶりの低水準を記録した。中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した月次統計によると、2015年12月末の外貨準備高は3兆3300億米ドル(約391兆8100億円)。前月末比で1079億米ドル減少している。2014年末との比較では5126億米ドル縮小し、年間ベースで初の前年割れとなった。
外貨準備の大幅な減少は、米ドル高の進行が背景。また、景気減速懸念などを受けて中国からの資本流出が進むなか、人民銀が市場介入(米ドル売り・人民元買い)を行った結果とみられている。2016年に入って人民元相場の下落が加速していることから、外貨準備の減少は当面続くとの見方が多い。
今週6日時点で、オンショア市場の対米ドル人民元レートは、年初来の下落率が1%に達している。同日のオフショア市場では、一時1米ドル=6.73人民元台を付け、2010年の取引開始以降で最安値を記録する場面も見られた。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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