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【材料】ダイセキが3日続落、16年2月期最終利益予想を下方修正

 ダイセキ<9793>が3日続落。7日の取引終了後、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の472億円から502億円(前期比9.8%増)へ、純利益を43億2000万円から38億5000万円(同4.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。なお、営業利益は77億8000万円(同6.5%増)で据え置いている。

 前年度後半からの原油や金属など資源価格の急落に伴い、同社グループが生産するリサイクル燃料や金属の価格も下落し、子会社ダイセキMCRの赤字幅が計画より広がったことなどが要因。また純利益は、少数株主利益の影響で計画を下回った。ただし、中期経営計画の進捗状況などを考慮し、期末配当は従来予想の12円から16円へ増額し、年間配当を28円(従来予想24円、前期24円)とした。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高395億4700万円(前年同期比15.9%増)、営業利益62億6300万円(同7.4%増)、純利益30億8300万円(同5.5%減)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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