【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … セブン&アイ、ファストリ、キユーピー (1月7日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 C&R <4763>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比12.8%減の9.7億円に減り、通期計画の15億円に対する進捗率は64.8%にとどまり、5年平均の83.5%も下回った。
▲No.2 ファストリ <9983>
16年8月期の連結税引き前利益を従来予想の2000億円→1800億円(前期は1806億円)に10.0%下方修正し、一転して0.4%減益見通しとなった。
▲No.3 スター精 <7718>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比13.4%減の37.8億円に減り、通期計画の62億円に対する進捗率は61.0%となり、5年平均の59.7%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4763> C&R JQ -14.22 1/ 7 3Q -12.83
<9983> ファストリ 東1 -9.14 1/ 7 1Q -27.24
<7718> スター精 東1 -6.89 1/ 7 3Q -13.41
<2809> キユーピー 東1 -6.37 1/ 7 本決算 6.55
<9793> ダイセキ 東1 -5.71 1/ 7 3Q 7.48
<6159> ミクロン JQ -5.20 1/ 7 1Q -57.69
<7888> 三光合成 JQ -4.95 1/ 7 上期 -22.07
<3678> メディアドゥ 東M -4.93 1/ 7 3Q 56.39
<8273> イズミ 東1 -4.80 1/ 7 3Q 4.35
<2792> ハニーズ 東1 -4.35 1/ 7 上期 -60.51
<1712> ダイセキS 東1 -4.28 1/ 7 3Q 118.31
<3376> オンリー 東2 -3.88 1/ 7 1Q -0.99
<3382> セブン&アイ 東1 -3.51 1/ 7 3Q 4.06
<2164> 地域新聞社 JQ -3.44 1/ 7 1Q 赤転
<8028> ファミリーM 東1 -2.45 1/ 7 3Q 21.71
<7415> 新星堂 JQ -1.74 1/ 7 3Q 赤拡
<8274> 東武ストア 東1 -0.66 1/ 7 3Q -15.75
<9993> ヤマザワ 東1 -0.53 1/ 7 3Q 54.99
<3344> ワンダコーポ JQ -0.52 1/ 7 3Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース