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【材料】ファーストリテイリングが売り気配、今期税引き前を一転微減益に下方修正

 7日、ファストリ <9983> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年8月期第1四半期(9-11月)の連結税引き前利益が前年同期比27.2%減の776億円だったことが売り材料視された。

 国内ユニクロ事業が暖冬の影響による冬物衣料の販売不振や、値引き販売の強化などで減収減益となったことが響いた。為替差益が大きく減少したことも利益を圧迫した。

 最繁忙期である9-11月期が大幅減益だったことに伴い、通期の同利益を従来予想の2000億円→1800億円に10.0%下方修正。従来の10.7%増益予想から一転して0.4%減益見通しとなった。

 同日発表した12月の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比11.9%減と、2ヵ月連続で前年実績を下回ったことも売りに拍車を掛けた。

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