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【市況】8日の株式相場見通し=中国市場への警戒続き続落

 8日の東京株式市場は、中国株安・人民元安への警戒感に加え、前日の欧米株式市場が軒並み大幅安となったことを嫌気して、売りが先行する展開となりそうだ。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比392.41ドル高の1万6514.10ドルと大幅続落し、2015年10月2日以来約3カ月ぶりの安値をつけた。下落幅は、15年9月1日以来の大幅なものとなった。中国をはじめとした世界同時株安状態に加え、NY原油先物相場が一時、約12年ぶりの安値水準に下落したことを嫌気して売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比146.339ポイント安の4689.426と6日続落した。
 8日早朝の東京外国為替市場では1ドル=117円60銭台での推移となっている。

 日程面では、日銀金融政策決定会合における主な意見(12月17~18日開催分)、11月の景気動向指数、12月の外貨準備高、11月の毎月勤労統計速報、12月の車名別新車販売台数、オプションSQに注目。海外では、米12月の雇用統計が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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