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【市況】個別銘柄戦略:ディフェンシブ物色やテーマ物色優位の状況継続へ


欧米株式市場の下落を受けて、リスク回避の流れは継続する公算が大きい。ただ、下落ピッチが大きくなると、日銀の追加緩和期待などが思惑視される余地もあって、突っ込み警戒感なども高まる可能性。小安い水準での推移になると予想されよう。引き続き、輸出関連や景気敏感株を避けて、ディフェンシブセクターや短期資金主導によるテーマ物色の流れが優位となろう。ディフェンシブでは、NTTの足元の強い動きが投資判断新規買い推奨観測のJR東日本などに波及するか注目。テーマ物色の流れは、家電見本市が開催中でもあり、引き続き継続しやすいとみられる。一部では銀行セクターの投資判断を格下げ、金融関連株の上値を重くしそうだ。原油安デメリット銘柄には引き続き売り圧力も強まろう。本日決算発表予定のファストリの動向も注目される。やや警戒感が優勢になる公算があろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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