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【市況】東京株式(寄り付き)=リスク回避ムード強まり続落

 7日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比51円安の1万8139円と続落。前日の欧米株市場は総じて軟調で、米国株市場ではNYダウが252ドル安と急反落、リスク回避ムードが強まっている。

 日経平均は1万8000円大台を巡る攻防が意識される。ただ、前日は中国景気減速に対する警戒感や北朝鮮での水爆実験伝わるなど地政学リスクが強く意識され年明けから3日続落となったが、3日間で下落率は4.4%強に達しており、目先値ごろ感からの押し目買いも期待されるところ。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は73%台まで下がっており、これは昨年9月21日以来の低水準で、売り一巡後は自律反発の目も残されている。寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く、値上がり上位に食料品、空運、電力ガス、倉庫、陸運など。値下がりでは鉱業、海運、鉄鋼、ゴム製品、非鉄など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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