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【材料】日本高純度化学---エレクトロニクス事業を支えるめっき技術を開発


日本高純度科学<4973>は、プリント基板、コネクタ及びリードフレーム等の電子部品の接点、接続部位に使用される貴金属めっき用薬品の開発、製造及び販売が主力。常にエレクトロニクス分野を最大のターゲットとしており、エレクトロニクス業界の伸長に伴い、半導体パッケージとコネクタ用の金めっき用薬品、銀めっき用薬品、パラジウムめっき用薬品を市場に送り出してきた。

2016年3月期は、売上高が前期比4.6%増の100億円、営業利益が同14.5%増の12.70億円、経常利益が同14.8%増の13.5億円、当期純利益が同14.5%増の8.80億円を見込む。10月23日発表の第2四半期(4-9月)決算は、売上高が前年同期比9.4%減の46.05億円、営業利益が同13.1%減の5.18億円だった。ハイエンドスマートフォンや車載向けマイクロコネクタ用のめっき薬品は省金性に優れており、その技術的優位性から販売は好調に推移。無電解置換還元金めっき薬品は薄膜化進み販売減少。

金使用量を調節する活動が電子部品業界に広まったことで、高級デスクトップ、サーバーなどのパソコンMPUに無電解めっきでも始まる。「Protecting技術」を使い、開発・販売を推進する。

《SF》

 提供:フィスコ

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