【市況】5日の日本国債市場概況：10年国債入札はやや低調な結果に

＜円債市場＞

長期国債先物2016年3月限
寄付149円11銭 高値149円19銭 安値149円06銭 引け149円11銭
売買高総計34228枚

2年 360回 -0.015％
5年 126回 0.025％
10年341回 0.255％
20年155回 0.980％

債券先物3月限は149円11銭で取引を開始し、一時149円19銭まで
買われたが、その後はもみあいとなった。本日行われた10年国債
入札では最低落札価格が100円40銭、平均落札価格は100円44銭、
応札倍率は3.25倍となった。最低落札価格は事前予想を下回って
おり、テールは4銭に拡大したことから、今回の10年国債入札は
やや低調な結果となった。ただ、株安が続いたことを意識して
債券先物は下げ渋った。現物債の取引では中期ゾーンの気配が若干
しっかりとなった。

＜米国債概況＞
2年債は1.05％、10年債は2.25％、30年債は3.00％近辺で推移。
長期債利回りは若干上昇。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.59％、英国債は1.87％、オーストラリア10年債は
2.80％、NZ10年債は3.46％で推移。（気配値）



[本日の主要政治・経済イベント]

・17:55　独・12月失業率（予想：6.3％、11月：6.3％）
・18:30　英・12月建設業PMI（予想：56.0、11月：55.3）
・19:00　ユーロ圏・12月消費者物価指数速報値（前年比予想：+0.4％、11月：+0.2％）

《MK》

　提供：フィスコ