【特集】翻訳センター Research Memo(4):無借金経営を続けており流動比率、自己資本比率も高い
■業績動向
(3)財務状況
翻訳センター<2483>の2015年9月末時点の財務状況は健全である。総資産残高は前期末比355百万円減の4,146百万円となった。主な減少は、受取手形及び売掛金の175百万円減、現金及び預金の156百万円減である。現金及び預金の残高は1,913百万円であり、余裕がある。
一方、負債は前期末比338百万円減少の1,347百万円となった。主な減少要因は流動負債の317百万円減であり、買掛金及び未払法人税等が減少したのが主な要因だ。
経営指標では、流動比率(288.3%)、自己資本比率(67.4%)ともに高く上向きである。無借金経営を続けており、安全性が高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
提供:フィスコ