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2016年01月05日16時02分

【市況】「くりっく365」12月はランドなど乱高下した為替の売買が急増


東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、12月の取引数量は前月比44.9%プラスの352万3536枚。1日の平均取引数量も15万3198枚と前月比では大幅に増加したほか、月末時点の証拠金預託額も前月比40億円増の4785億円となった。また、11月30日に追加上場した「くりっく365ラージ」の平均スプレッド実績も公表。米ドル・円は0.87銭、ユーロ・円は0.93銭、豪ドル・円は1.31銭、英ポンド・円は2.21銭、ユーロ・米ドルは1.45pipsといずれもタイトなスプレッドとなった。

一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、12月の取引数量は前月比13.9%プラスの60万5885枚。1日平均取引数量に関しては前月比プラスの2万6537枚となったが、月末時点の証拠金預託額は362億円と前月比11億円の減少となった。なお、昨年12月14日からマネースクウェア・ジャパンがくりっく株365のサービスを開始している。

12月のドル・円は3円30銭ほどと狭いレンジ推移となったが、9年半ぶりの米利上げ実施というビッグイベントが意識されて売買が増加した。また、ECB理事会でのドラギマジック不発に伴うユーロ買いを受けてユーロ・円の売買も増加。このほか、財務大臣辞任の混乱で南アフリカランドが乱高下したことから、ランド・円は前月比2倍近い売買枚数となった。

2016年は大発会から荒い相場展開となっている。日経平均が一時600円超下げたほか、為替市場でも円買いが加速し、ドル・円は118円台、ユーロ・円は129円台にそれぞれ突入。日経平均VIは前営業日比20%近い急騰となるなどボラティリティが上昇している。ハイボラティリティ相場が継続となれば、短期的な投資家を中心とした商い活況となる可能性もあろう。

《MT》

 提供:フィスコ

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