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【市況】11時時点の日経平均は反発、アドヴァンやさくらが東証1部上昇率上位


11時00分現在の日経平均株価は18490.34円(前日比39.36円高)で推移している。4日の米国市場では、中国経済の減速や中東における地政学リスクの高まりへの警戒感から、NYダウは276ドル安となった。日経平均は前日582円安と大きく下げていたこともあり、本日は52円安と比較的小幅な下げでスタートしたが、寄り付き後は下げ幅を3ケタに広げる場面があった。前日の急落で動向が注目される上海総合指数は3%安で取引を開始したのち下げ幅を縮小する展開となっており、これを受けて日経平均はプラスへと転じている。

個別では、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>などが堅調。一部証券会社の目標株価引き上げでNTTドコモ<9437>やKDDI<9433>が2%超の上昇。また、前日決算発表したアドヴァン<7463>、テーマ株として人気の続くさくら<3778>やコア<2359>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、ファナック<6954>、小野薬<4528>、JT<2914>などが軟調。前日逆行高となった東芝<6502>は3%超の下落。前日下げの目立った住友化<4005>は引き続き5%近く下げている。また、ヒトコム<3654>、ブレインパッド<3655>、N・フィールド<6077>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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