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【市況】日経平均は52円安でスタート、下げ幅を3ケタに広げる場面も/寄り付き概況


日経平均 : 18398.76 (-52.22)
TOPIX  : 1504.69 (-4.98)

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は続落して始まった。4日の米国株式市場は、中国経済への警戒感からアジア・欧州株が全面安となった流れを受けて終日軟調推移となった。中東における地政学リスクの高まりも投資家心理を悪化させ、NYダウは276ドルと大幅続落した。シカゴ日経225先物清算値も18285円となったが、日経平均は前日に582円安と大きく下げていたこともあり、本日は18400円近辺からの比較的しっかりしたスタートとなった。ただ、寄り付き後は下げ幅を3ケタに広げる場面もあった。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>などが軟調。小野薬<4528>や住友化<4005>は3%を超える下げ。一方、ソニー<6758>、日産自<7201>、日本郵政<6178>などが堅調。NTT<9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>といった通信大手はしっかり。また、引き続きテーマ株物色が活発でさくら<3778>は大幅続伸している。

 セクターでは、水産・農林業、医薬品、保険業などが下落率上位。半面、ガラス・土石製品、海運業、証券などが堅調となっている。
《SY》

 提供:フィスコ

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