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2016年01月05日09時19分

【経済】伊藤忠ロジが中国東北に低温物流の合弁会社、南北コールドチェーン網構築


伊藤忠<8001>傘下の伊藤忠ロジスティクスは4日、中国の遼寧省に冷凍冷蔵輸送事業を手がける合弁会社を設立したと発表した。水産加工・物流の松岡(本社:山口県下関市)、中国水産最大手の遼寧省大連海洋漁業集団と3社共同で、「大連遼漁遠洋冷鏈物流有限公司」を立ち上げ、営業を開始する。中国で消費レベルが向上し、鮮度意識が高まるなか、さらに高品質な物流サービスを提供する考えだ。
合弁会社の出資比率は、伊藤忠ロジスティクスが19%、松岡が6%、大連海洋漁業が75%。同合弁会社は今後、冷凍水産・畜産品原料を中心とする川上物流から、低温管理を必要とする水産物・畜産物を大連地区のレストラン、スーパー、コンビニなどに配送する川下物流までのネットワークを構築していく。その範囲を大連市のある遼寧省から、吉林省、黒竜江省を加えた東北三省へと広げる計画。
伊藤忠ロジスティクスは2002年、山東省青島市に山東愛通海豊国際儲運公司を設立し、上海市、武漢市、広州市などで冷凍冷蔵倉庫、低温物流(コールドチェーン)事業を展開してきた。新会社を設立したことで、北は黒竜江省のハルビン市から南は広東省の広州市まで、中国主要都市を結ぶ“南北のコールドチェーンネットワーク”を構築することになる。今後はより高度な温度管理を必要とする商材の内販物流ニーズを取り込んでいく方針。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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