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【市況】東京株式(前引け)=中国株安や中東リスク受け大幅安

 4日前引けの日経平均株価は前営業日比492円安の1万8541円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は9億7016万株、売買代金概算は1兆153億円。値上がり銘柄数は213、対して値下がり銘柄数は1640、変わらずは80銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、昨年末の欧米株市場が安かったことを受けて売り先行で始まり、その後下げ渋ったものの、10時過ぎから地合いが一変して日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。中国・上海株安や中東での宗派対立による有事リスクが意識され先物主導で一気に値を崩す展開となっている。前引け時点で東証1部全体の85%の銘柄が下落している。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も大きく下げた。JR東海<9022>、NTT<9432>などにも売りが先行している。アドバンテスト<6857>、住友化学<4005>などが急落、高島屋<8233>、タカラレーベン<8897>なども安い。半面、東芝<6502>がしっかり。コア<2359>が値を飛ばし、パスコ<9232>、テクノスジャパン<3666>なども買われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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