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【通貨】来週の為替相場見通し=米12月雇用統計に注目、120円割れなら円高進行も

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、週末8日に予定されている米12月雇用統計への関心が高まりそうだ。予想レンジは1ドル=119円30~121円50銭。東京市場は30日から1月3日までは年末年始の休場で、海外も主要市場は1月1日が「ニューイヤーズデイ」で休みとなる。

 新年は4日の米12月ISM製造業景況感指数や6日の米12月ADP雇用統計などの経済指標の発表が続く。年末のドル円相場は120円前半での一進一退が続いたが、新年に発表される米経済指標が弱めの結果で120円割れとなった場合、円高が一気に進む可能性もある。週末の米雇用統計は、新年の米利上げ動向を探るうえでその内容が注視されている。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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