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2015年12月29日16時55分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年12月29日

 29日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比108円高の1万8982円だった。年内の換金売りが一巡しているようで、この日も材料不在のなか、売り方の買い戻しなどで日経平均は上昇。心理的なフシ目でもある1万9000円に接近してきた。一方、年末で内外の主力投資家は動きが鈍く、東証1部の売買代金は5日連続で2兆円の大台を割り込んでいる。戻りの勢いを欠く一因ともいえそう。

 昨日の米国市場は原油安を受けてダウ平均が小幅続落した。世界的な株安も相場の重荷となったようである。もっとも市場には押し目買い意欲もあるようで、後半の相場はじりじりと下げ幅を縮小させていた。さて、年内も残すところわずかとなった東京市場。年末接近で手掛けにくさのある中、売り方の買い戻しなどで本日の日経平均は続伸して取引を終えた。前場は米株安や原油安を受けて売り先行となったものの、内需株や中小型株の一角に買いが入り全体の下値は極めて限定的に。後場からは買い戻しなどでスルスルと上げ幅を拡大。1万9000円にかなり接近する位置まで株価は戻してきた。出来高が少なく一気に1万9000円乗せとはならなかったが、値上がり銘柄が全体の8割に達するなど、内容的に売り圧力の後退はかなり感じ取れる。ここ1週間ほど下値は75日移動平均線(1万8811円)にきれいにサポートされており、売り方も売り込みにくくなっている様子だ。個別では自社株買い発表のナブテスコ <6268> が続伸。3期ぶり最高益予想と報じられたココカラF <3098> が急反発している。(ストック・データバンク 編集部)

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