【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … しまむら、宝印刷、パイプドHD (12月28日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月25日から28日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 パイプドHD <3919>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比11.4%減の4億1900万円に減り、通期計画の8億2000万円に対する進捗率は51.1%にとどまり、5年平均の68.8%も下回った。
▲No.4 しまむら <8227>
16年2月期の連結経常利益を従来予想の474億円→418億円(前期は386億円)に11.8%下方修正し、増益率が22.8%増→8.3%増に縮小する見通しとなった。
▲No.6 ハピネス&D <3174>
16年8月期第1四半期(9-11月)の経常損益(非連結)は1.1億円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3919> パイプドHD 東1 -6.16 12/28 3Q -11.42
<2742> ハローズ 東1 -5.82 12/28 3Q 9.51
<2186> ソーバル JQ -2.19 12/28 3Q 11.14
<8227> しまむら 東1 -2.01 12/28 3Q 0.82
<7921> 宝印刷 東1 -1.57 12/28 上期 47.03
<3174> ハピネス&D JQ -1.39 12/28 1Q 赤拡
<7514> ヒマラヤ 東1 -1.24 12/28 1Q 赤拡
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース