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【市況】個別銘柄戦略:TOPIXリバランスの郵政グループの動向注目だが


欧米株式市場は薄商いで小動き、東京市場にも海外投資家の資金流入期待は高めにくいだろう。中国市場で大きな動きがない限りは、動意薄の展開になって行きそうだ。昨日は自動運転関連などの物色意欲が強まった。テーマ物色の流れは強まりやすく、本日は、一部で熊谷組の投資判断格上げが観測されていることで、建設株にこうした流れが波及するか注目。先週末にかけて需給懸念が相対的に強かった新興市場だが、昨日は日経平均と比較して強い動きが目立った。本日、明日と同様の状況が継続する可能性は高いだろう。注目されるのは郵政グループの動向となる。本日の引けでTOPIXに組み入れとなるが、それ以降のカタリストは不足している状況にある。本日、先回りの売り圧力が強まるようであれば、来年の動きには警戒感が優勢となっていこう。

《KS》

 提供:フィスコ

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