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【市況】利食い一巡後は節目の19000円を意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 28日のNY市場は下落。中国の11月工業利益が6ヶ月連続の減少となったほか、同国の新規株式公開(IPO)における新制度導入で既存上場株への需要懸念が広がり、中国株が下落した流れを受けて米国株も売られた。また、先週上昇基調にあったNY原油先物相場が一時3%強下落したことも嫌気されたが、緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。ダウ平均は23.90ドル安の17528.27、ナスダックは7.51ポイント安の5040.99。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の18860円。

 シカゴ先物にさや寄せした後は、底堅い展開が期待される。ボリンジャーバンドでは下向きで推移する-1σと-2σとのレンジで推移しており、-1σに抑えられている格好。ただし、下値の堅さも意識されてきており、煮詰まり感が台頭している。海外勢の売りなども若干警戒されるが、実質2016年相場に入り、需給は軽い状況のため、利食い一巡後は19000円を意識した展開が期待される。18700-19000円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19000円-下限 18700円

《TM》

 提供:フィスコ

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