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【特集】【2016年7大イベント(6)】8月:ブラジル五輪/日本の期待競技の関連銘柄に注目か


ブラジル・リオデジャネイロオリンピックが2016年8月5日から8月22日まで開催される予定。開催準備の遅れが話題となっているが、原油価格の暴落に伴う経済情勢の悪化、政局の混乱といった状況下、仮に予定通り開催が行われても、その後の財政悪化、ブラジル国内での不満拡大を想定すれば、ブラジル関連銘柄に期待感が高まるような状況にはなりにくいだろう。オリンピック関連を物色テーマとするならば、日本選手の活躍が期待される競技などに関連が深い銘柄となりそうだ。テニスやバドミントン、久しぶりの競技復活となるゴルフなどが注目できよう。ブラジルとの時差を考えれば、TVなどの家電製品の売上拡大に大きな期待は持ちにくい。むしろ、次回の東京オリンピックを見据えて、建設株などにあらためて物色を強める契機ともなろう。

■ブラジル五輪の関連銘柄
<5108>ブリヂストン {ゴルフ、テニス、サイクル、スイミング}
<2928>健康コーポ {パーソナル・トレーニングジム運営のRIZAP}
<7936>アシックス {競技用シューズを中心とするスポーツ用品}
<4324>電通  {五輪放送権を獲得、ブラジルの広告会社を傘下}
<7532>ドンキホーテ {応援グッズや大画面テレビなど}
<3030>ハブ  {イベント実施期間中に利用客が増加する傾向}
<1801>大成建設 {国立競技場}

《SY》

 提供:フィスコ

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