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【材料】国内大手、造船重機では事業ポートフォリオやビジネスモデル改革に積極的な三菱重工に注目

 大和証券の造船重機セクターのリポートでは、商品市況低迷や中国企業との競争激化もあり、受注環境は逆風が強く、楽観し難いと指摘。2016年は不採算案件処理負担がピークになるとの見方で、高効率石炭火力へのシフトや軍需拡大などプラスが期待できる分野もある一方、商品市況の低迷やマクロ経済の悪化に伴いオイルとガス分野を中心に新設プロジェクトの停滞は続くと想定。

 「盤石と思われていた民間航空機向け事業に影響が生じる可能性も想定すべきかもしれない」として、個別では、事業ポートフォリオやビジネスモデルの改革に向けて積極的な三菱重工業<7011>に注目している。
《MK》

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