タカラバイオ<
4974>、カイオム・バイオサイエンス<
4583>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<
7774>、コスモ・バイオ<
3386>、セルシード<
7776>、ナノキャリア<
4571>、メディネット<
2370>、テラ<
2191>、プレシジョン・システム・サイエンス<
7707>、スリー・ディー・マトリックス<
7777>など新興市場のバイオ関連株が一斉高となった。
「年末で機関投資家の参戦が限られ主力株の動きが重いなか、個人投資家の物色資金が値動きの軽い新興市場に向かっている。」(国内ネット証券大手)という。東証マザーズは前週末時点で騰落レシオが64%台と東証1部を大きく下回る水準まで下げており、売られ過ぎていた分、戻り足も鮮烈となっている。新興市場を砦とするバイオベンチャーはその象徴となった。国策によるフォローの風も意識されている。政府はiPS細胞技術の深耕に積極的で、2022年度まで総額1100億円の予算を作成するなど再生医療分野への資金的支援も厚い。
出所:
株式経済新聞(株式会社みんかぶ)