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【市況】28日の株式相場見通し=市場参加者減少で薄商い、円高進行へ警戒感根強い

 28日の東京株式市場は、受け渡しベースで新年相場入りする。ただ、国内海外ともに多くの投資家が年末年始の休暇入りしていることから、売り買いともにエネルギー不足で薄商いのなか方向感に乏しい展開となりそうだ。また、12月期の配当権利落ちに伴う売りも想定される。
 前週末までの5営業日続落で、日経平均株価の下落幅は合計584円と大幅となっていることから自律反発への期待感はあるものの、外国為替市場での円高・ドル安先行に対する警戒感が根強く、それが足かせとなっている。
 前週末25日の米株式市場は、クリスマスの祝日で休場だった。28日の東京外国為替市場では、1ドル=120円10銭台での推移となっている。
 日程面では、11月の鉱工業生産指数、11月の商業動態統計に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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