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【市況】NY金先物週間見通し:下げ渋りか、米利上げ継続は困難との見方も


■NY金先物
安値:1,063.10ドル
高値:1,081.40ドル
終値:1,075.90ドル
前週末比(騰落率):1.02%

■上昇、ユーロ高・米ドル安や原油先物の反発が意識される

NY金先物は上昇。米利上げペース加速への警戒から、売りが一時強まる場面があったが、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことや原油価格の反発を意識して金先物は反発。2016年における米利上げは4回未満にとどまるとの見方があることも金先物相場を下支えした。


■下げ渋りか、米利上げ継続は困難との見方も

想定レンジ:1,050.00~1,100.00ドル

NY金先物は下げ渋りか。原油先物の反落に対する警戒感は残されているが、利上げによって米国経済の成長は鈍化し、インフレ抑制につながる可能性がある。年4回の利上げ実施は困難との見方があることから、安全逃避の金買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。

《TN》

 提供:フィスコ

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