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【通貨】欧米為替見通し:流動性が低く、新規のポジション構築はハイリスク


本日の欧米市場ではクリスマス休暇のため、ドイツ、フランス、イギリス(28日まで)、米国をはじめほぼ全ての国の市場が休場となっている。市場参加者が極端に少ないことから、ドル・円、ユーロ・円に関わらず多くの主要通貨が動意薄の展開となろう。

一方、流動性が大きく低下することから、仕掛け的な売買どころか乱高下を意図しないような売買でも値が飛ぶリスクはある。FX取引ではスプレッドが大幅に広がる可能性もあろう。主要国が休場(取引があるのはロシア、トルコ)となっていることで、経済指標などの発表は予定されていないが、想定外のニュースに対する反応は過敏なものとなろう。流動性を考慮すると新規のポジション構築は手控えたほうがよさそうだ。

【今日の欧米市場の予定】

・クリスマスのため休場の主要市場
・NZ、豪(以上28日まで)、香港、シンガポール、インド、独、仏、英(28日まで)、米、ブラジル

《FA》

 提供:フィスコ

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