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【市況】東京株式(寄り付き)=市場参加者減少で模様眺めムード

 25日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比34円高の1万8823円と小幅反発。前日の米国株市場ではNYダウが50ドル安と4日ぶりに小幅反落しており、これを受けて主力株中心に模様眺めムードが強い。

 クリスマス休暇で市場参加者が限られており、商いも盛り上がりを欠く。きょうは受け渡しベースでみた実質的な年内最終売買日となり、12月決算企業の配当権利取りなどの買いと、個人投資家の損益通算の売りが入り交じる。原油価格が足もと下げ止まる兆しをみせているのはプラス材料。一方、外国為替市場では1ドル=120円台前半でもみ合う状況で、120円台絡みの攻防へと一段の円高が進むようだと全体相場の波乱要因ともなりうる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種前後が高く、値上がり上位に保険、石油、水産、倉庫、金属製品など。値下がりでは銀行、その他金融、鉄鋼、空運、海運など。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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