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【市況】12月24日のNY為替概況


 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円48銭から120円26銭まで下落し、120円30銭で引けた。この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、失業保険継続受給者数も低下したが、ドル買いは一時的だったことから、その後、NYダウの下落をきっかけに、持ち高調整とみられるドル売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0935ドルまで下落した後、買い戻しに転じて1.0967ドルまで上昇し、1.0965ドルで引けた。ユーロ・円は131円66銭から131円95銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、ポンドの買い戻しが優勢になり、1.4902ドルから1.4944ドルまで上昇。ドル・スイスフランは、0.9883フランから0.9862フランまで下落した。



 24日のNY原油先物は続伸。37.72ドルから38.28ドルまで上昇した。前日までに発表された全米石油協会(API)の週間統計、米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅に減少したこと。


 また、米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数(23日、ベーカー・ヒューズ社発表)も再び減少に転じたことを背景に、原油の買いが継続した。ドル軟調推移による割安感も買いにつながった。通常取引はNY時間午後1時30分に終了した。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:26.7万件(予想:27万件、前回:27.2万件←27.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:219.5万人(予想:220.0万人、前回:224.2万人←223.8万人)


【要人発言】
・スペインTV局世論調査
「連立政権を望む国民が3分の2、再選挙望む声は3分の1に満たず」

《KK》

 提供:フィスコ

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