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【市況】クリスマス休暇で閑散か、原油価格が落ち着けば続伸も


『米株式市場』


23日のNY市場は上昇。アジアや欧州株式相場が上昇した流れを受け、買いが先行。原油など商品価格の上昇が引き続き好感されており、エネルギーや資源関連株を中心に買いが広がった。ダウ平均は185.34ドル高の17602.61、ナスダックは44.82ポイント高の5045.93。


引き続き、原油先物相場の動向を睨みながらの相場展開になろう。なお、石油輸出国機構(OPEC)は23日、国際原油価格の回復を予想する一方で、2019年には加盟国の生産量が減るとの見方も示した。OPECは加盟国産原油の指標であるOPECバスケット価格が2020年に1バレル当たり70ドル、40年には95ドルに上昇すると予測。また、2019年には生産量が日量3060万バレルに減ると予想している。


原油相場が落ち着きをみせるようだと、NYダウの4日続伸もありそうだ。もっとも、クリスマスの祝日を控えているほか、24日はクリスマスイブで短縮取引になるため、閑散な取引になるだろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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