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【特集】ケンコーマヨ Research Memo(6):有利子負債比率も低下傾向にあり、財務体質の更なる向上が続く


■業績動向

(3)財務状況について

ケンコーマヨネーズ<2915>の2015年9月末の財務状況について見ると、総資産は前期末比837百万円増加の40,286百万円となった。流動資産では現金及び預金が1,636百万円、受取手形及び売掛金が1,040百万円増加した一方で、その他流動資産が931百万円減少した。また、固定資産では有形固定資産が298百万円減少したほか、関係会社株式の売却を主因として投資その他資産が578百万円減少している。

負債合計は前期末比274百万円減少の21,206百万円となった。支払手形及び買掛金が1,197百万円増加したものの、有利子負債が1,026百万円減と、着実に削減が進んでいる。また、純資産は利益剰余金の増加により、前期末比1,112百万円増加の19,080百万円となった。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末比1.9ポイント上昇の47.4%となり、中期経営計画目標の50%に向けて着実に近づいている。有利子負債比率も低下傾向にあり、財務体質の更なる向上が続いていると言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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