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【市況】日経平均は4日続落、米株高受け買い先行も売りに押される/相場概況


日経平均は4日続落。23日の米国市場では、原油相場の上昇を背景に、NYダウが185ドル高と3日続伸した。こうした流れを受けて、本日の日経平均も184円高で節目の19000円台を回復してスタートした。ただ、買いが続かず、寄り付きを高値に上げ幅を縮める展開となった。為替相場が1ドル=120円台半ばまで円高に振れたことも重しとなり、後場に入ると日経平均はマイナスに転じ、一時下げ幅を3ケタに広げる場面があった。規模別指数では中型・小型の下げが大きかった。

大引けの日経平均は前営業日比97.01円安の18789.69円となった。東証1部の売買高は19億8707万株、売買代金は1兆9362億円だった。業種別では、空運業、医薬品、サービス業が下落率上位だった。一方、水産・農林業、鉱業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、東芝<6502>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>などが軟調。野村<8604>やNTTドコモ<9437>は2%安、小野薬<4528>は3%安に。また、enish<3667>、リニカル<2183>、協和キリン<4151>などが東証1部下落率上位となった。一方、ソニー<6758>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>などが堅調。三菱商事<8058>、JFE<5411>、コマツ<6301>は2%超の上昇に。また、イマジカロボッ<6879>や日水<1332>がストップ高で、ブレインパッド<3655>、日水薬<4550>などとともに東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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