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【材料】浜松ホトニクスが続落、国内大手はPMT受注本数が想定を下回るも挽回の可能性あると解説

 浜松ホトニクス<6965>が続落。

 国内大手証券は同社に対するリポートで、業績予想を下方修正し、目標株価を4600円から4500円に引き下げ、レーティング「バイ」を継続している。高エネルギー物理実験のJUNO実験の光電子増倍管(PMT)受注本数が想定を下回ったものの、挽回の可能性もあると解説。中国企業の製品が日欧米で採用される可能性は低いとの見解を示している。

 同証券ではまた、第1に中国企業が他の高エネルギー物理実験のPMT受注にも乗り出す可能性、第2に過去の事例の2つのシナリオを想定し、第1のシナリオの可能性は低いとしたうえで、CERN(欧州原子核研究機構)の実験でも当初は欧州企業と同社の2社購買であったものの、欧州企業が供給できなかったため、同社が約3万6000個のSSD(シリコンストリップ検出器)全てを納入したことから、シナリオ2の可能性の方が高いと考えるとしている。
《MK》

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