市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドル弱含み、日本株の上げ幅縮小で


24日の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価の上げ幅縮小を受けた値動き。


ドル・円は、クリスマス休暇を控え薄商いのなか、前日海外市場からじり安の基調が続いている。東京市場では日経平均が上げ幅を縮小して節目の19000円を割り込んだことから、ドルは120円98銭から120円66銭まで値を下げた。


足元では上海総合指数がマイナス圏推移となっているほか、ランチタイムの日経平均先物が弱含んでいるため、ドルは午後の取引でさらに下げる可能性がある。ただ、原油価格が小幅に水準を上げていることから、リスク回避の円買いとなる展開は想定しにくい。


なお、ユーロ・ドルは小動き、1.0904ドルから1.0921ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み、131円84銭から132円00銭で取引された。

【要人発言】
・麻生財務相
「歳出改革に全力で取り組んだ。一般歳出の伸びが経済財政再生計画の目安にとどまった」
・習近平国家主席
「香港の統治方式『一国二制度』を堅持する」(新華社)
・日銀議事録(11月18-19日の金融政策決定会合)
「原油など国際消費市況の下落を受けて仕入れ価格が低下する中で、企業の価格設定行動に変化が生じてないか、注視する必要がある」(複数の委員)

《TY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均