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【経済】10-12月期の米経済成長率は2%程度にとどまる可能性


 欧州やアジア地域における需要減少、ドル高、原油安によるエネルギー業界の投資削減の影響で10-12月期の米経済成長率は2%程度にとどまるとの声が聞かれている。米利上げの影響が表面化するのは来年4-6月期以降になるとみられているが、欧州やアジア諸国の成長率が予想以上に鈍化した場合、米国経済にも何らかの影響が及ぶことは避けられないかもしれない。

 なお、22日発表された7-9月期確定値の在庫投資は改定値から下方修正されており、GDP成長率を押し下げる要因となった。9月末時点で企業在庫は高水準を維持していることから、在庫増加は当面抑制されるものとみられている。在庫投資の抑制は10-12月期と来年1-3月期の経済成長率を鈍化させる要因になるとみられている。
《MK》

 提供:フィスコ

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