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【通貨】【NY午前外為概況】米中古住宅販売件数の下振れでドル売り優勢に


 22日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、121円07銭から120円73銭まで下落した。この日発表された米国の7-9月期GDP確定値の上振れではドル買いがみられたが、その後、11月中古住宅販売件数が予想を大きく下回り減少したことでドル売りが優勢になった。


 ユーロ・ドルは1.0940ドルから1.0984ドルまで上昇した。欧州仲値決済絡みといわれるユーロ買い・ポンド売りに引っ張られるかたちになり、米国の住宅指標の下振れを受けたドル売りに、ユーロ買いが加速した。ユーロ・円も132円32銭から132円76銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4878ドルから1.4807ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.9901フランから0.9870フランまで下落した。

【経済指標】
・米・7-9月期GDP確定値:前期比年率+2.0%(予想:+1.9%、改定値:+2.1%)
・米・7-9月個人消費確定値:前期比年率+3.0%(予想:+2.9%、改定値:+3.0%)
・米・7-9月個人消費コア価格指数確定値:前期比+1.4%(予想:+1.3%、改定値:+1.3%)
・米・10月FHFA住宅価格指数:前月比+0.5%(予想:+0.5%、9月:+0.7%←+0.8%)
・米・11月中古住宅販売件数:476万戸(予想:535万戸、10月:532万戸←536万戸)
・米・12月リッチモンド連銀製造業景況指数:6(予想:-1、11月:-3)

【要人発言】
・特になし

《KK》

 提供:フィスコ

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