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【通貨】東京為替:ドル底堅い、「衆参ダブル選挙は考えにくい」と自民関係者


日経平均株価の上昇は長続きしていないが、ドル・円は中長期的なドル先高観から底堅い値動きとなっている。足元は121円20銭台。

ところで、金融市場では来年7月に衆参ダブル選挙が行われるとの観測が一部で広がっているが、ある自民党関係者は否定的な見解を示す。その理由として、衆参での圧勝が見込みにくいことを挙げている。ダブル選挙が最後に行われた1986年の中曽根政権時代と比べ、政治情勢が大きく変化。選挙期間中のわずかなミスが命取りになり、民主党に票が流れる可能性がある。「30年前は自民党の対抗勢力が存在しなかったからこそできたのであり、現在のような情勢でダブル選挙は考えにくい」と、この関係者は話している。


なお、ドル・円は121円08銭から121円31銭、ユーロ・ドルは1.0906ドルから1.0923ドル、ユーロ・円は132円14銭ら132円42銭で取引されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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