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【市況】22日の株式相場見通し=市場参加者減少で手控え、横ばい強含みの推移か

 22日の東京株式市場は、国内要因では天皇誕生日の祝日による休場を前にしているのに加え、クリスマス休暇入りに伴う外国人投資家の市場参加減少も想定され、売買エネルギー不足に拍車が掛かりそうだ。売り買いともに手控え姿勢は強まるものの、やや買い戻し優勢で、日経平均株価は横ばい強含みの推移が予想される。

 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比123.07ドル高の1万7251.62ドルと3日ぶりの反発となった。ダウ平均株価が前週末の2日間で620ドルを超える大幅下落となり、約2カ月ぶりの安値水準となったことから、自律反発を期待した買いが優勢となった。ただ、NY原油価格先物相場は一時、1バレル=34ドル台を下回り、約6年10カ月ぶりの安値水準を更新する場面もあった。ナスダック総合株価指数は、前週末比45.841ポイント高の4968.923と3日ぶりに反発した。

 日程面では、DSP「Logicad(ロジカド)」を中心とするマーケティングテクノロジー事業を手掛けるソネット・メディア・ネットワークス<6185>が東証マザーズへ、資産運用型不動産の開発、販売及び賃貸管理等不動産管理事業のプロパティエージェント<3464>が東証ジャスダックへとそれぞれ新規上場する。

 このほかに、海外では、米7~9月期の実質国内総生産(GDP)確定値、米11月の中古住宅販売件数が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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