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2015年12月21日18時14分

【市況】<株式トピックス>=非鉄、鉄鋼など資源・素材株に関心

 21日の東京株式市場は売り優勢となり、日経平均株価は一時前週末比335円まで下落幅を広げる場面があったものの、後場は、アジア株市場の堅調なども支援材料となり、買い戻しが入り次第に下げ幅を縮小した。結局、日経平均株価終値は、前週末比70円78銭安の1万8916円02銭と小幅続落にとどまった。

 東証1部の値上がり銘柄数は438、対して値下がり銘柄数は1400(変わらずは92銘柄)と個別銘柄の72%が下落したものの、業種別では33業種中、12業種が上昇し、下落は21業種(63.6%)にとどまった。

 業種別の中身を見ると、下落の方には電機、精密機器、輸送用機器などの主力輸出関連をはじめ、不動産、建築、銀行、小売りといった内需系も下落率上位を占めた。そのなかで上昇した業種は、非鉄、鉄鋼、紙・パルプなど資源・素材関連となった。

 これについて、市場関係者からは「非鉄、鉄鋼といった業種の銘柄の多くは、日経平均株価が10~11月に掛けて急ピッチな戻りをみせていた時期に、連動せずにほぼ横ばいにとどまっていたケースが多かった。下値固めの期間が長いだけに、戻り相場が相場スタートとなれば先駆する可能性もある」との見方が出ていた。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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