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【通貨】明日の為替相場見通し=NYダウなどの動向注視、121円台後半試す展開か

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、NYダウなど米株式市場の動向に左右されそうだ。状況次第で、ドル高・円安も期待できる。予想レンジは1ドル=121円00~122円00銭。

 この日は、前週末のNYダウの大幅安を受け、東京株式市場が下落。これを受け、ドル円相場もリスク回避姿勢のドル売り・円買いが優勢だった。一時121円04銭まで値を下げる場面があったが、121円ラインは維持されたことから、その後121円50銭まで値を戻した。今晩は米国で11月シカゴ連銀全米活動指数の発表があるが、海外市場はクリスマスモードに入り市場参加者は限られつつある。今晩のNYダウと原油動向が焦点であり、これらが堅調な値動きなら121円台後半を試す動きも期待できそうだ。(岡里英幸)
 



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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