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【市況】東京株式(寄り付き)=米株急落など受けてリスク回避の売り

21日の東京株式市場は売りが大きく先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比141円安の1万8845円と続落。前週末の米国株市場では原油安などを背景にNYダウが360ドル強の下落をみせ、約2カ月ぶりの安値水準に売られており、これを受けて東京市場でもリスク回避の動きが強い。前週末の日銀金融政策決定会合での金融緩和の補完措置の発表を巡り、株式市場は乱高下したが、その時の波乱ムードも尾を引いている。外国為替市場では1ドル=121円台前半と円高傾向にあることもマイナス材料。

 ただ、年末で市場参加者に乏しく、売り一巡後にさらに一段の下値を売り叩く動きは限定的となりそう。日経平均は前週末に大きく下げたこともあって、突っ込み警戒感から下げ渋る可能性がある。寄り付き時点で業種別では33業種中、高いのは6業種前後、値上がり上位に石油、非鉄、鉱業など。値下がりでは、精密機器、不動産、保険、証券、倉庫など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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