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【市況】NY金先物週間見通し:下げ渋りか、米国株安の継続は買い材料


■NY金先物
安値:1,046.80ドル
高値:1,077.90ドル
終値:1,065.00ドル
前週末比(騰落率):-0.99%

■弱含み、米利上げ継続を想定した買いが上値を抑える

NY金先物は弱含み。米利上げ決定は予想通りだが、2016年には4回利上げが行われる可能性があることやドル相場の相対的な上昇が金先物の反発を抑えた。米ドル高・ユーロ安の相場展開も意識され。ただ、18日のNYダウが大きく下げたことを意識して、金先物の下げ幅は縮小した。


■下げ渋りか、米国株安の継続は買い材料

想定レンジ:1,055.00~1,075.00ドル

NY金先物は下げ渋りか。ドル高は金相場を圧迫する要因となるが、米金利引き上げが世界経済に与える影響は予測困難との見方が増えているようだ。米国株安が21日以降も続いた場合、ドル相場に大きな動きがない場合でも、安全逃避的な金買いが広がる可能性がある。

《TN》

 提供:フィスコ

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