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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,700円~18,900円。 

 米ダウ平均は、原油価格の下落が嫌気されたことや、オプションや先物の決済日が重なるクアドプル・ウィッチングの影響により大幅続落。シカゴの日経平均先物も大証の終値に比べ(日中比)、170円安(円建て)と値下がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方も売り先行からマイナス圏での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、クリスマス休暇による海外参加者の減少が予想される中、日銀の補完措置導入による余波が続く公算であることから、マーケット概ね方向感の乏しい展開が想定される。
ただ、日銀の政策決定会合の結果に対し肯定的な意見もあり、週末からの急落で短期的な割安感も出ていることから、安値圏では押し目買いも期待でき、ヒステリックな下落は回避される見込みである。

 テクニカル的には、75日移動平均線(18,769円前後)が支持線となり、下値をサポートする公算であるが、ここを維持できない場合は、パラボリックが陰転する18,581円以下の調整も視野に入ってくるだろう。上値は19,000円台回復が当面の目標となりそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、一目均衡表の基準線(1,645ポイント前後)が下値を支えていたが、本日の取引では割り込んでのスタートとなりそうなことから、ボリンジャーバンドの-1σ(2,625ポイント前後)が次の下値メドとなりそうだ。マザーズ指数は、200日移動平均線(882ポイント前後)~25日移動平均線(866ポイント前後)のレンジ内取引となるだろう。

 本日の予想レンジ 18,700円~18,900円。(ストック・データバンク 編集部)

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