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2015年12月21日08時27分

【市況】前場に注目すべき3つのポイント~日銀の補完措置導入は一定の評価、仕切り直しのスタンス


21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日銀の補完措置導入は一定の評価、仕切り直しのスタンス
■外資系証券の注文動向:差し引き700万株の売り越し
■前場の注目材料:マイネット<3928>、ビジョン<9416>が東証マザーズに新規上場


■日銀の補完措置導入は一定の評価、仕切り直しのスタンス

21日の東京市場は、市場参加者が限られるなか、こう着感の強い相場展開となりそうだ。先週末の波乱展開により、需給不安なども高まりやすい面はあるだろうが、日銀会合での補完措置導入に対して見解が割れるなかでの動きであり、その後の急落に対しては、失望というよりは需給の極端な傾きによる反動であろう。

また、18日の米国市場では、引き続き原油先物価格の下げが嫌気され、NYダウは367ドル安となった。この影響を受けることになろうが、米国の下げの一因としては、日銀会合を受けた日本株市場の下落も当然影響している。そのため、米国の下げに対しては、織り込まれている面もあると考えられる。今回の補完措置導入については一定の評価もされるため、仕切り直しのスタンスとなろう。

とはいえ、今週は祝日を挟むほか、海外勢はクリスマス休暇が本格化するため市場参加者は限られる。そのため、物色については個人主体の材料株や中小型株が中心になるだろう。また、IPOが本格化しているが、参加者が限られているため、初値後の急伸を狙った短期的な売買も多いだろう。日替わり的に資金が循環しやすく、マネーゲーム的に動きやすい。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き700万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1410万株、買い710万株、差し引き700万株の売り越しの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月14日(月):360万株の売り越し
12月15日(火):290万株の買い越し
12月16日(水):30万株の売り越し
12月17日(木):30万株の売り越し
12月18日(金):100万株の売り越し


■前場の注目材料

・NY原油先物(34.73、-0.22)、NYダウ大幅続落(17128.55、-367.29)
・厚労省と経済界、企業内保育所5万人増へ、助成金
・第5期科学技術基本計画、AIやビッグデータ、ロボットに5年間で26兆円投じる
・村田製<6981>、ノイズ対策部品を増産
・マイネット<3928>、ビジョン<9416>が東証マザーズに新規上場


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特になし

<海外>
・特になし

《SY》

 提供:フィスコ

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