【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … エイチーム、ＴＡＳＡＫＩ、日本ハウス　(12月11日～17日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から18日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　エイチーム <3662>
　16年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比0.4％減の4.9億円となった。

▲No.2　コーセル <6905>
　16年5月期の連結経常利益を従来予想の42.1億円→21.8億円(前期は38.1億円)に48.2％下方修正し、一転して42.9％減益見通しとなった。

▲No.4　クラボウ <3106>
　16年3月期の連結経常利益を従来予想の53億円→47億円(前期は37.6億円)に11.3％下方修正し、増益率が40.9％増→24.9％増に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3662> エイチーム 　　東１　　 -8.15 　 12/11　　　1Q　　　 -0.40
<6905> コーセル 　　　東１　　 -6.12 　 12/14　　上期　　　-15.90
<7968> ＴＡＳＡＫＩ 　東１　　 -6.10 　 12/14　本決算　　　 16.17
<3106> クラボウ 　　　東１　　 -5.50 　 12/15　　上期　　　　4.01
<5218> オハラ 　　　　東１　　 -4.95 　 12/17　本決算　　　-41.49

<8013> ナイガイ 　　　東１　　 -4.92 　 12/11　　　3Q　　　　黒転
<8077> 小林産 　　　　東１　　 -3.13 　 12/11　本決算　　　-10.45
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -3.11 　 12/11　　上期　　　-39.32
<1873> 日本ハウス 　　東１　　 -1.51 　 12/15　本決算　　　-20.78
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -1.23 　 12/15　　　1Q　　　　1.81

<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東１　　 -0.28 　 12/11　　　3Q　　　　4.84
<6630> ヤーマン 　　　東１　　 -0.16 　 12/14　　上期　　 1787.10

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース