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【市況】NY原油:続落で34.73ドル、米国の輸出解禁決定、リグ稼働数増加で売り優勢


 NY原油は続落(NYMEX原油1月限終値:34.73↓0.22)。35.57ドルから34.29ドルまで下落した。米議会上下両院が、2016会計年度の歳出法案を可決したことで、40年ぶりに米国産原油の本格的な輸出解禁が決定。世界的な供給過剰感がさらに強まるとの見方が、原油相場の圧迫材料になった。



 また、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が、前週比17基増の541基となり、5週ぶりに増加に転換。原油生産の拡大観測による売りが一段安につながった。

《KK》

 提供:フィスコ

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