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【材料】ソニーが反落、国内外の証券会社が熊本工場を見学

 ソニー<6758>が反落。11月半ばから下落トレンドとなっているものの、3000円を下回る水準では押し目買い意欲も強いようだ。

 きょうは、クレディ・スイス証券と大和証券がソニーのCMOSイメージセンサー(CIS)の製造拠点のひとつである熊本テクノロジーセンターを見学し、リポートをリリースしている。クレディは従来から、北米大手スマホメーカーの調整や中国スマホ市場での競争激化の可能性(価格下落リスク)が、同社イメージセンサー事業への当面の懸念材料であると指摘しており、シェア改善による数量拡大や生産効率改善等によるコスト低減の加速などが必要との見解を示している。

 また大和証券は、複眼カメラモジュールは難易度上昇も、内製装置で差異化図っていると解説。短期はスマホ需要に留意が必要と見るものの、中期ではフロントカメラや車載向けに期待するとの見解を示している。
《MK》

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